就職が難しい現代という状況
新型コロナウイルスが流行する前までは就職や転職市場は売り手市場と呼ばれており、そこまで就職や転職の難易度は高くありませんでした。しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は一変しました。
人材会社大手のパーソルキャリアが運営するdodaによれば2020年8月、主要業種別に見ても、求人倍率は全業界で前年同月を下回った。
前月に比べると、落ち込みの激しかった「小売・外食」が0.04ポイント増の0.55倍、高めの倍率を維持してきた「IT・通信」が0.22ポイント増の4.92倍など増えているが、やはり全体的に倍率は低めで推移している。(転職求人倍率、求人数、転職希望者数の推移(doda転職求人倍率レポート、8月分)
しかし、就職が難しいとはいえまだまだ働く人材が足りていない業界も多くあります。
新型コロナウイルスの影響がありつつも「IT業界」の求人活動は活発になっています。
その理由が様々なシステム・サービスのIOT化が進んでいることや新型コロナウイルスの影響で勧められているDX(デジタルとランスフォーメーション)の増加、5G関連の事業が増えているからです。さらに、DX関連の求人数も増えています。
リクルートキャリアの2020年4月から6月に寄せられたDX関連の求人数は前年同期比で約4倍になりました。(日経XTECH 「コロナ禍でも求人数4倍の人気、「DX人材」の採用に苦労する企業の特徴』)
しかし、こういったIT業界には「スキル」が必要になります。なので、それぞれの業界ではどのようなスキルが求められているのかを把握する必要があります。
そもそも就職するにはどういうスキルを身につけるべきか
では就職が難しい現代で、どのようなスキルを身につければいいのでしょうか。
結論は下記2点です。
- 需要のあるスキルを身につける
- 将来性のあるスキルを身につける
まず、1つ目の「需要のあるスキルを身につける」についてです。転職市場も需要と供給で成り立っています。前項でも書いてあったように新型コロナウイルスの影響で、IT関連の需要が急激に高まっています。そのため、IT人材の供給が間に合っていません。このように世の中が求めているスキルを身につけることは就職をする上で有利に働きます。
次に2つ目の理由である「将来性のあるスキルを身につける」についてです。せっかく苦労して身につけたスキルも数年で必要が無くなるスキルであればまた新たにスキルを身につけなくてはいけません。
それが同業分野であればそこまでの労力を必要としませんが、全く畑違いな業界のスキルだとまた1から学びなおすことになります。
ですので、将来性のある業界のスキルを身につけることは重要です。将来性のある業界であれば、たとえ苦労して身につけたスキルでも応用して使うことができたり、基礎知識が入っているので別のスキルも習得しやすい傾向にあります。
将来性もあり稼げるプログラミング
2020年から小学校でITスキルの一つである「プログラミング」が必修科目となりました。このように国もデジタルネイティブな人材を当たり前にしようとしています。まず前提として、何年後かにはITスキルが必須の世の中になりそうです。
そして、ITスキルの中でも「プログラミング」スキルは将来性があります。ITエンジニアのニーズはますます増えています。AIや5Gなど新技術がどんどん出てくるからです。
さらに、「プログラミング」は比較的稼ぎやすいスキルです。理由は2点あります。1点目が「エンジニア職の年収は高いから」です。総務省が公表しているデータではシステムエンジニアの平均月給は約37万円で、ボーナスを含めた平均年収は約500万円です。また、年収の上げ方も明白でスキルを身につけていけば評価されることが多いです。
2点目が「フリーランスで稼げるから」です。昨今では会社に雇われずに働く「フリーランス」という働き方も増えてきており、雇用形態も多様化してきています。フリーランスになるとサービスを1つ作って報酬がもらえる仕組みなのでスキルや案件によっては会社員の収入を裕に超える可能性もあります。
以上2点の理由で比較的稼ぎやすく、エンジニアは将来性のある職種といえます。
過去の前歴を重視されないエンジニア業界
エンジニア業界は他業界に比べて、「未経験採用」が多い職種です。新卒の就職活動と異なり、転職の求人には経験者がかなり優遇される傾向があります。なぜなら企業の中途採用とは新卒ポテンシャル採用ではなく「即戦力」を求めているからです。そんな中、数少ない未経験から挑戦できる職種は非常に少ないです。
とりあえず無料のプログラミング講座を受けてみる
ここまでを読んで、就職が難しい現代において将来性があり比較的稼ぎやすいエンジニアの価値はお分かりいただけたと思います。
とはいえ、「プログラミングって難しそう」、「ITについて何も知らない…」、と不安に思う方も多いと思います。
しかし、何事もやってみないと自分にできるかどうかもわからないものです。そこで、まず初めは無料の講座を受けてみることをお勧めします。いきなり有料の講座やプログラミングスクールに通って「やっぱり自分には合わなかった…」ということを防げます。無料の講座の中でもudemyの無料講座をご紹介します。
非エンジニアでも学べるPHP入門講座
<概要とポイント>
この講座ではプログラミング言語であるPHPを学ぶことできます。特にwabアプリケーションの開発について学べます。
また、非エンジニアのプログラミング未経験の方でも学べます。というのも基礎である「パソコンやインターネットの仕組み」等も講座内に含まれています。
非エンジニアでも学べるPHP入門講座英語を学んでみる
プログラミング以外にも習得しておくべきスキルは他にもあります。それは英語力です。英語も需要があり将来性のあるスキルの一つです。
その理由は日本国内のマーケットの規模が縮小傾向にあるからです。経済活動というのは人口に比例します。ご存知だとは思いますが日本の人口は減少傾向であり、出生率も年々減少傾向にあります。
ですので、マーケットの大きい経済成長している海外でビジネスをする方が吉になります。何年も前から英語が必要と言われてきたますが以前と英語の話せる日本人は少ないです。ビジネスで英語が話せるだけで周りと大きく差別化できます。
そして、転職・就職で英語力としてまず始めに見られるのは「TOEIC」です。
なので、まず始めにTOEICから勉強し始めるのがお勧めです。
高卒ニートの僕が6ヶ月でTOEIC960点取った具体的な勉強法【理論編】
<概要とポイント>
この講座では英語を話せるようになることを目的とするのではなく、TOEICで高得点を取るための講座です。この教材で学ぶことでTOEICの最短距離で高得点取るための道筋が分かります。こちらでは理論編ということで、考え方やマインドセットが分かります。
高卒ニートの僕が6ヶ月でTOEIC960点取った具体的な勉強法【実践編】
<概要とポイント>
この講座では英語を話せるようになることを目的とするのではなく、TOEICで高得点を取るための講座です。本コースではTOEIC800点を3ヶ月で取得することを最終目標としています。そのための必要な知識やノウハウを惜しみなく伝えてくれます。
本を出してみるという方法
この題名を見て「私に関係ない」と思った方も多いと思います。しかし、それがそうでもないんです。
実はほとんどの人が知らないだけで「出版業界の実情」を知れば可能だと気づきます。最近では、電子書籍等も出てきておりより本の出版のハードルは下がってきています。
あなたも著者になれる!現役著者・出版プロデューサーが教えるビジネスに直結する商業出版講座
<概要とポイント>
この講座では本の出版の仕方から本を出版した後の仕事の繋げ方まで出版ビジネスの全般的な内容を学ぶことができます。
多くの方が「私に本の出版なんてできない」と思っていますが講師の方も元々特別に影響力がなかった頃から本を出版されました。その経験を元に話されているので、生のお話が聞けます。
さらに出版して終わりではなく、見落とされがちな「本がどうやったら売れるのか」についてもお話しされています。
あなたも著者になれる!現役著者・出版プロデューサーが教えるビジネスに直結する商業出版講座いっその事起業してみる【意外に多いUdemyの起業講座】
Udemyでは転職のためのビジネススキルのみならず、起業の考え方やノウハウの講座も数多く存在します。
1人ビジネス起業の成功の考え方~こんな方にみてもらいたい
<概要とポイント>
「起業」と「一人型起業」と二つあります。一般的な起業とは事業の拡大を進めなければなりません。
しかし、自分が未熟な故に拡大をするとともに金銭的や時間的ストレスを強いられることも珍しくありません。それを根本的に解決できるのが「一人型起業」です。そのノウハウと考え方を学べます。
1人ビジネス起業の成功の考え方~こんな方にみてもらいたい逆にUdemyで授業をしてみる
初めてユーデミーコースを作る人のコースジャンルの決め方とアウトラインの作り方 – 非公式
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どんなに良いコンテンツでもジャンル選定と枠組みが悪ければ失敗します。ユーデミーコースを失敗したくない人はまず初めに見たいコンテンツです。
海外移住を実現する!オンライン講座・ビジネスの作り方
<概要とポイント>
オンラインコースの作り方の講座です。巷には様々な成功法則なるものが囁かれてますがこの講座ではビジネスの革新を学べます。「自分のビジネスをオンライン化したい」そんな方に見ていただきたい内容です。
まとめ
ここまでで様々なUdemyの講座をご紹介させていただきました。これから読者の皆さんが選んでいく手段というのは数えられないほどあります。情報社会が進んだ今、多くのスキルがありますし多くの講座がインターネットで調べると出てきます。上記で紹介したものはほんの一部に過ぎません。
そこで最後にお伝えしたい大事なことは「行動すること」です。選べる手段が多いことは恵まれていることですが何も行動に移さなければ変化は起きません。いくら調べても講座を受けなければスキルは身につきませんし、いくらスキルをつけても採用試験を受けなければ内定もいただけません。
なので、ある程度調べたら講座を受けてみてください。Udemyでは無料の講座もいくつかありますし、有料のものでも1500円など書籍1冊分くらいのお手頃な価格です。さらに一度購入すれば何度も見返すことができます。
是非、行動を起こし何度も講座を受け直してスキルをつけてください。